発汗とデオドラントケア

発汗作用と体質

背の高さや骨格などの体型の特徴は遺伝することがあると思いますが、発汗作用については基本的には遺伝しないと言われています。
特に、運動や食事などによって体温が上昇したときに、体温を平常に戻そうとして出る温熱性と味覚性の発汗は生理現象のひとつです。
そのため、遺伝との関連はまったくないそうです。
ちなみに、体の部位によって汗腺の数が多かったり少なかったりするこというのは、遺伝の影響を多少受けるとされています。
顔に汗をかきやすいとか手のひらが汗ばみやすいといった事は、もしかすると遺伝なの可能性が有ります。
また、体型の遺伝は発汗作用に間接的な影響を与えているといえるでしょう。
なぜならば、一般的にやせ型の人よりも豊満型や肥満型の人のほうが汗をかきやすい傾向があるからです。
これは、体を覆うようにして蓄えられた皮下脂肪が、外気熱に対しては保温材のような、体内の熱に対しては断熱材のようなはたらきをするためと言われています。
夏の暑いときなどに熱をもった皮下脂肪を冷ますためにも、運動や食事で生じた体内の熱を放出するためにも、多量の汗が必要となるというわけです。
もうひとつ、体内に保有出来る血液と体液の量は、発汗作用が低下すると減少し、発汗作用が高まると増加します。
そのため、発汗作用の力の差が体質の一部となって、汗をかきやすかったりかきにくかったりする場合もあるようです。
ちなみに、皮膚のアポクリン腺から分泌される腋の汗に関しては、遺伝による影響をうける場合があります。
特に、強い臭いを発するわきがの状態は、アポクリン腺の数が少なくないなどいくつかの遺伝的条件が発症原因とされています。